チェイサーだけどへっぽこハンター

猟銃所持許可と狩猟免許を所持していたことがありました。
今はもう手放して30年以上経ちます。

クレー射撃は八九割がた命中してましたので、大会参加を勧められたほどでした。
ところが、猟に出て獲物に命中したことは一度もありません。

半泣きの私。
そこで足跡の追跡や、鳥獣の習性などを学ぶよう勧められました。
見切りといって、イノシシであればどの山にねぐらがあるだとか、歩き回って疲れているだとか、大きさや性別、年齢などを、残された痕跡から推定してゆくのです。
これは性分に合ったのか、大変よくできました。

そういえば釣りしても、縦干し編みに誘われて付いていっても、鮎突きに付いていっても、いつもへっぽこでした。
見つけるのは一番でどう逃げるか予測もできるのに、先回りしすぎて突いても釣っても網を構えるだけでも、ボウズということばかりだったような気がします。

動くものに当たらないというなら何故クレーにはバンバン当たるのか。

武術的な運用方法から活法に興味が移ったのも自然な流れだったように思います。

そんな私ですが、一昨年暮れからモグラを捕るのが大変上手くなりました。今まで捕れたことがなかったのです。
水田の畦に穴が開き、深いところの穴は人知れず水の道ができ、ある日いきなり大穴が水圧によってできてしまって修復が非情に厄介になります。
モグラトールという優れアイテムを教えてくれた仲間がJAえひめ中央にいて、試したところ大当たり。よい道具のおかげです。
同じようにねずみ捕りも上手です。

通り道を特定して置くだけの粘着シート、セッティングするだけのモグラトールだからこそ、私でも捕れるのです。
おかげでクマネズミ、ハツカネズミ、モグラの被害は減少しています。

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